研修実施報告 Report

　５月２３日（金）、令和7年度最初の社会福祉研修として、「人事考課研修～考課を人育成のツールに～」を開催いたしました。“社会福祉研修”は、当法人の自主事業として実施し、他法人の皆様にも案内しているものです。
　コロナ禍以降、オンラインでの研修でしたが、今年度は対面研修で行うことが出来ました。
　例年行っていた、人事考課制度の導入から１歩進んだ、導入後の見直し等についての内容で講義、演習が行われました。
　講師から、人事考課制度の見直す前のポイントや、正しいルール、フィードバック面談の留意点等についてお話がありました。
　見直しのポイントとして、『人事考課はなんのためにやるのか』、『評価のバラつきの原因を探る』、また、面談のポイントとして『褒めているつもりでも、相手に伝わっていないことを前提に面接する』といったお話がありました。
　また、人事考課制度を見直す際には、AI（ChatGPT等)を活用する方法も教えていただきました。
　前後左右でのグループワークも行い、それぞれ抱えている問題点や事例検討を通じて、活発な意見交換がされており、アンケートの方にも「他の事業所の状況等が聞けて、よかった」といった感想が多数寄せられました。
　考課を人材育成のツールにするためには、日常のコミュニーケーションが不可欠になります。それがよりよい組織作りに繋がっていきますので、本研修を活用して、職場内での人材育成等に役立ていただければ幸いです。