東日本大震災いわて子ども支援センターについて
事業の目的
東日本大震災津波により被災した児童の支援ニーズに応えるため、被災児童対策に必要な各種事業を包括的に実施し、被災児童支援を継続的かつ安定的に行うことを目的とします。
この事業は、岩手県からの委託を受け実施するものです。
30年度の主な事業内容
【基礎的事業】
- 現地状況調査
被災地の保育所等を訪問し、現状や支援ニーズ、課題等聞き取りを行い状況把握し、必要な支援に対応して行きます。 - 被災地における児童の遊びに関する調査
被災地の遊びに関する調査を行い現状把握し、効果的な支援につなげて行きます。 - 子育てに関する啓発活動の実施
仮設住宅等での生活が長期化し、運動不足が心配されるため、家庭の中でもできる簡単な運動遊びを紹介する啓発チラシを作成し、被災地域の仮設住宅にの方々や園児等に配布します。
【子育て支援事業】
- 保育支援者研修
被災地に勤務する保育支援者を対象に、レスパイト等の包括的な支援のため、保育技術の向上とセルフケア技術の習得のための研修会を実施します。 - 親子向け研修会(ちびっこひろば)
親子が楽しく遊べる場を提供するとともに、養育者のニーズに応じた講座も取り入れた研修会を実施します。地域の子育て支援センターと連携し実施します。 - 保育所等が開催する研修会
被災地の保育所等が開催する研修等において、希望する講師等の派遣を支援します。
【健全育成支援事業】
- わんぱくひろば
遊びや体験が不足し、遊び場が少ない被災地において、室内施設に大型の遊具を設置して遊び場を開設し、親子が自由に遊べる機会を提供します。 - わんぱくキッズ
行事や体験プログラムの実施が困難な保育所等の団体に対して、親子遠足等の支援を行い、子どもたちが遊びを体験する機会を提供します。遠足等の計画のない保育所等は、希望により大型の遊具派遣を行います。 - 青空キッズ
復興工事車両の増加等により園外に出られない等保育に支障のある保育所等へ安全な公園等への移動のためのバス代支援や、講師派遣等必要な支援に対応します。